2015/11/27 10:59
行ってみたいと思いつつもその距離に悩み、参加を見送っていました。
毎年指をくわえてオフィシャルHPを見ているだけでしたが、ある出来事から今年の参加を決めました。
去年の春頃のことです。
はちの毛が伸びていて気付かなかったのですが、なんとなく黒目が白く濁って見えました。
すぐにかかりつけの病院で見ていただき、左目が白内障だと診断されました。
まだ見えてはいるし年齢的なものということで、それからしばらくは進行を止める目薬で様子を見る事に。
元気にすごしていたので気にせずにいましたが、秋頃になると散歩に出てもあまり歩かず、途中からは抱っこして帰る事が増えました。
もしかしたら見えていないのかも? 目の前に手をかざしたりしても反応がありません。
左だけでなく、右目も白内障が進行していたのです。
見えないのが怖くて、外では動けなくなっていたんですね。
白内障も動きが鈍くなるのも、歳だからそんなものなのかと軽く考えていた事を後悔しました。
すぐに、眼科専門の先生がいらっしゃる病院を紹介していただき、詳しい検査をうけました。
左目は網膜剥離で手術ができないほど進行していましたが、右目は手術で治る可能性があるという説明でした。
年齢を考えると見えるようになる確率は70%。
手術をしても見えない可能性もあるけれど、出来る事はやってみようということに。
それから目だけではなく、手術に耐えられるかなど色々と検査をし、手術を受ける事が決まりました。
数日間の入院で、右目の手術は成功し見えるようになりました。
目を引っ掻いたりしないようにエリザベスカラー(わが家ではこれを「パラボラ」といいます)の生活。
毎日、数時間おきに数種類の目薬の点眼です。目薬する側もされる側もなかなか大変でした。
でも、右目だけでも見えるようになったはちは元気いっぱい!
「パラボラ」で周りの物にあちこちぶつかりながらも、部屋の中を走り回れるようになりました。
何歳も若返ったような感じです。迷わず手術を受けて本当に良かった。
その頃10歳だったのでこれからを考えると、はちが元気でいるうちに・・・
と、今年のウエスティパーティーに参加しようと思い立ったのでした。
遠いけど、思い切って参加して良かったです。また来年も元気に参加できるといいね。

右目が見えるようになった今でも、「パラボラ」は必需品です。
アレルギーのカイカイで、足なめ&カミカミするはち。今でも車や夜に寝る時はこのスタイルなのです。